段ボールの重さとは?段ボールは何グラム?

段ボールの重さとは?段ボールは何グラム?

段ボールの重さは商品を発送する上で重要な要素の一つです。
EC需要が増えECサイトからの商品購入に加えメルカリ、ヤフオクなどのフリマアプリによる個人間取引を利用するお客様が増えたため、段ボールを発送する機会も増えたことと思います。
配送サービスを利用する際には、配送料金は商品はもちろんのこと段ボールの重さを含めた総重量で計算されますので注意が必要です。
この章では、段ボールの重さの仕組みや商品を発送する上での注意点を解説していきます。

段ボールの重さとは?

段ボールの重さは大きさはもちろんですが、材質によって大きく変動します。
以下は、主な材質の重量になります。

・ライナー

材質(1㎡辺り)
C5 K5 K6 K7
170g 180g 210g 280g

ライナー1枚辺りの重量。段ボールにすると上下にライナーがあるので2枚の重量

段ボール

・中芯

 

中芯(1㎡辺り)
S120 S160 S180 強化180g 強化200g
120g 160g 180g 180g 200g

 

 

・段繰率

段ボールの中芯(波々の部分)を真っ直ぐに伸ばすと上下ライナーより長くなります。
ライナーに対して中芯の長さが何倍かの比率を言います。

段繰率(だんぐりりつ)
Aフルート Bフルート ABフルート
1.6 1.4 4.0

段ボールの重さの計算方法

段ボールの重さは上記のライナーと中芯の組み合わせに箱の大きさ(㎡)を掛けます。さらに段繰率を掛けた数値で算出します。

例 C5/S160/C5 Aフルート 0.6㎡ の場合

表ライナー 160g + 裏ライナー 160g = 320g

中芯 160g × (段繰率) 1.6 = 256g

 ① + ② = 576g × (㎡)0.6 =345.6

段ボールの重さは345.6gになります。

発送の際の注意点

配送サービスを利用する際には、商品の重さ、段ボールの重さとサイズの関係で配送料金が決まりますので注意が必要です。
段ボールの中身が小さくても段ボールが大きい場合や重い場合は配送料金が高くなる場合があります。

・宅配業者の定める寸法規格

(例)26cm×22cm×12cm=60cm → 60サイズ

60サイズ以内 60サイズ送料 1,040円
80サイズ以内 80サイズ送料 1,260円
100サイズ以内 100サイズ送料 1,500円
120サイズ以内 120サイズ送料 1,720円
140サイズ以内 140サイズ送料 1,960円
160サイズ以内 160サイズ送料 2,180円

 

・宅配業者の定める重量規格

60サイズ 80サイズ 100サイズ 120サイズ 140サイズ
2kgまで 5kgまで 10kgまで 20kgまで 25kgまで

 

引っ越し業者に依頼できる重さとは?

前頁で配送業者の重量規格を記載しましたが、引っ越し業者はどれくらいの段ボールまで配送可能でしょうか。
基本的にはどれだけ重くても配送は可能ですが梱包に注意が必要です。

 

・梱包の注意点
段ボールは材質や大きさが様々あり計算上、最大25㎏まで耐えられますが、一般的には10~15㎏が目安になります。
それ以上になると段ボールの側面が膨らんで変形し破損や持った際に底抜けする恐れもあります。
また、変形することで強度も落ちます。

 

・段ボールの重さを抑える梱包方法
①段ボールを小分けにする
段ボールのサイズを優先して梱包するとまだ入ると思って詰め込み過ぎる傾向にあります。
無理なく持てる重量で小分けにして梱包することが必要です。
その為、段ボールは数種類用意して置き、サイズと重さを考慮して梱包するのがベストです。


②緩衝材を使用する
段ボールを数種類用意するのが難しい場合は、緩衝材を使用することで詰め込み過ぎを避けることができます。
また、緩衝材は商品の隙間を埋め保護できることや、底、側面、蓋を閉める前にも敷くことがで負荷が分散され段ボールの変形や底抜けの防止になります。

 

まとめ

配送サービスを利用する際には、荷造りのサイズと重さで配送料金が決まります。
段ボールの重さの計算方法を記載しましたが、手元にある段ボールを自分で計算するのは材質や㎡が分からないので困難です。ネット通販では重さが記載されているサイトもありますので確認してください。段ボール業者から購入している場合は問い合わせして把握することが出来ます。
適切な重さ、サイズの段ボールを選択をすることでコスト削減することができます。
▼弊社の段ボールのサイズに関するブログもぜひご覧ください。

段ボールのサイズとは?

弊社では適切な段ボールを提案致します。
お困りごとがあれば、イクソブ株式会社にお問い合わせください。