2022.12.21
梱包用段ボールの選び方
ネット通販に梱包用段ボールは欠かせないものになります。EC市場が拡大し参入企業も増加し競争が激化する中でEC事業者は競合他社より商品を安価で販売することも必要となります。そのため、梱包用段ボールはもちろん、その他梱包に係わる資材や経費はなるべく抑えたいところだと思います。
梱包用段ボールや梱包材の選び方一つで資材の購入費や運賃を削減出来る可能性があります。
この項では梱包用段ボールや資材の選び方を解説します。
もくじ
梱包用段ボールの選び方
運賃サイズから選ぶ
宅配業者は箱のサイズ(3辺寸法の合計)で運賃を設定します。
宅配業者の定める規格
(例)26cm×22cm×12cm → 60サイズ
60サイズ以内 | 60サイズ送料 | 1,040円 |
80サイズ以内 | 80サイズ送料 | 1,260円 |
100サイズ以内 | 100サイズ送料 | 1,500円 |
120サイズ以内 | 120サイズ送料 | 1,720円 |
140サイズ以内 | 140サイズ送料 | 1,960円 |
160サイズ以内 | 160サイズ送料 | 2,180円 |
上記は代表的な宅配業者の運送料になります。
運送料は個々の契約や状況によって違いますのでここでは一つの例として記載しています。
見ていただきたいのはサイズが上がるごとに約200円以上も価格が上がります。
段ボールは60サイズ分の商品を80サイズの段ボールに詰めても緩衝材を使用することで問題なく発送は出来ますが、段ボール、運積、梱包資材に余計なコストがかかりますのでより小さいサイズに梱包することが必要です。
さらに、重量の規格もありますので注意が必要です。
宅配業者の定める重量規格
60サイズ | 80サイズ | 100サイズ | 120サイズ | 140サイズ |
2kgまで | 5kgまで | 10kgまで | 20kgまで | 25kgまで |
梱包する荷物の寸法から箱を選ぶ
・単品
梱包する荷物の縦、横、高さの3辺を計ります。段ボールを選ぶ際はなるべくピッタリな物があればベストですが、中々そうは行かないものです。上記運賃表のサイズの中に収まる段ボールを選び、箱の空間には緩衝材を入れましょう。
・複数品
複数の商品を一つに梱包する場合は、ます一番大きな商品を計り空いた空間に商品が入るか確認して段ボールを選びましょう。こちらも空間に緩衝材を入れることで商品を保護することが出来ます。
おすすめの緩衝材
EC事業者は様々な商品を発送するため、商品がピッタリ入る専用の箱を用意することは難しいと思います。
そのため、商品を保護する、空間を埋める緩衝材の使用は必須になります。
緩衝材の代表といえばプチプチ(エアーパッキン)ですが、イクソブではボーガスペーパーを推奨します。
ボーガスペーパーとは
ボーガスペーパーとは新聞紙と同じ原紙を緩衝材用として加工した製品です。
瓶や食器のわれものの破損防止や梱包の際に生じる隙間の空間を埋めるための用途として利用されます。
ボーガスペーパーのメリット
・作業性の向上
紙緩衝材のため、ハサミが不要で手で必要な量だけ切ることが出来ます。
・保管スペースの削減
プチプチと比べてかさばらないため、保管スペースを少なく出来るメリットが
あります。
・環境保護に貢献
紙製品ですので、使用後は資源ゴミとしての処分が可能です。
もちろん古紙としてのリサイクル可能でSDGsにおける「脱プラスチック」
にも貢献します。
まとめ
EC事業者において梱包作業は、意外とかなりの労力とコストがかかっています。
しかし、お客様に大切な荷物、商品を安全に届けるためには安易に簡素化することも出来ません。また、梱包作業は商品の価格を設定する上で重要になります。
今後もEC通販向けの情報も配信していきます。
【梱包用段ボール、ボーガスペーパーはこちらから購入できます!】